2016年07月19日
バングラデシュ ダッカのグルシャン地区のレストラン襲撃人質立て籠もりテロ事件
ダッカ・レストラン襲撃人質事件
7月1日午後9時半(日本時間2日深夜午前0時半)ごろ、自動小銃に爆弾、手製のなたを持った武装集団(男7人)が首都ダッカ中心部のグルシャン地区のレストラン「ホーリー・アルチザン・ベーカリー」を襲撃し、外国人客や従業員などを約30人を人質に取って立て篭もった。
治安部隊は2日午前7時40分(同午前10時40分)ごろ内部に突入し、約3時間後に実行犯5人を射殺し1人を拘束し鎮圧した。後に救出された13人の人質の中に紛れ込んでいた犯人1人が逮捕された。又、その他の救出された人質の中に、実行犯と繋がりがあったとされる数人が後日、共犯の疑いで逮捕された。
事件当日はラマダン(イスラム教の断食月)最後の金曜日で、夜になってから飲食する人で賑わっていたとのこと。イスラム過激派が襲撃テロや処刑を実施する曜日は「金曜日」が多く、フランスのパリ襲撃事件も金曜の夜であった。
バングラデシュ当局の発表によると、死亡したのはイタリア人9人、日本人7人、バングラデシュ人4人(警官2人含む)、インド人1人、米国人1人の死亡が確認された。又、50人の負傷者が出ており、負傷者の大部分は警察官とのこと。人質20人と警官2人の命が奪われた今回のテロ事件で、バングラデシュのハシナ首相は全土で3日から2日間の服喪を宣言した。
この事件では過激派組織「イスラム国(ISIS)」がメディア部門「アマク通信」を通して犯行声明を出しているが、バングラデシュ当局は、実行犯は国内の武装勢力だったとの見方を示し、「ジャマトゥル・ムジャヒディン・バングラデシュ」(JMB)と呼ばれる組織が関与したと見て捜査を進めている。米当局者は当初、国際テロ組織アルカイダ系組織による犯行の可能性が高いと話していた。しかし事件が終わらない最中、ISIS系のウェブサイトに店内の様子や人質の遺体とみられる画像が掲載されたことから、ISISの犯行とする見方が強まった。画像は、軍部隊が店内に突入する約1時間半前に投稿されていた。
Dhaka attack: Bangladesh police arrest three who rented property to cafe attackers
Dhaka cafe attack: Teacher close to one of the attackers arrested
Police arrest man linked to Gulshan terrorist
Dhaka Attack: Bangladesh Police looking for 11 more missing boys
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Posted by Bilingual Asia at
04:17